日本通信業界の再編 2
日本だけが世界的業界再編の増外にいることは不可能でした。
再編の機運は一気に盛り上がりました。
国内から国際まで一気通貫のサービスをするとなると、KDD、ITJ、IDCとどこの長距離新電電が提携あるいは合併するかが注目されました。
最初に表面化したのは日本テレコムとITJの合併でした。
ITJはDDI(第ニ電電)とも合併交渉をしましたが、結局破談に終わり、同じ出資会社がいて、資本関係が深い日本テレコムと合併することで合意し、97年10月合併しました。
これに続いてKDDとDDIが国内国際一貫サービスを提供するための業務提携関係を結びます。
KDDはDDIの顧客のために国際通信サービスを提供、DDIはKDDの顧客に国内長距離サービスを提供します。
トヨタグループの日本高速通信(TWJ、テレウエイ)はどこと提携あるいは合併するか決まっていなかったのです。
当面、国際通信はKDDと提携してインターネットFAXなどのサービスをすることになりましたが、600億円を超える巨額の累積損失を抱えていたことから、結婚相手を選ぶのは難しいといわれていました。
・・・しかし、親会社のトヨタ自動車が大幅な減増資を発表。
身軽になったことから、再編機運が一気に高まり、97年11月、KDDと合併交渉に入ることで合意しました。
こうして98年10月に合併したのです。
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